山内宏泰 公式サイト

ライター。アート、写真、文学、教育、伝記など。 著書に「上野に行って2時間で学びなおす西洋絵画史」など。 好物はマドレーヌ、おにまんじゅう。 【Twitter】@reading_photo   info@yamauchihiroyasu.jp

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    メディア掲載情報をお知らせ。

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    • 438本

    【掲載中】『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』ウェブ アート・バブルは本当か?

    アートが流行ってるって、ほんと? メディアの最前線にいる方に聞いてみた。 『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』のウェブで読めます。 #Numero https://numero.jp/20220727-beyond-the-art-bubble/

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    【掲載中】cakes 美をさがすのが人生で唯一の目的である   写真家・服部恭平さん

    写真を撮るのが楽しそう。だから観てるほうも、なごむのです。 写真家・服部恭平さんのことを、 cakesで! #服部恭平 カッコいいのに自然体。写真家・服部恭平の「生活密着写真」はどう生み出されるのか@reading_photo |美をさがすのが人生で唯一の目的である https://cakes.mu/posts/35658

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    【掲載中】美術手帖オンライン セノグラファー・おおうちおさむ

    セノグラファー、これからのアートの世界でますます必要不可欠になっていく存在。 第一人者、おおうちおさむさんの仕事と半生と人となりを、 美術手帖オンラインで。 #セノグラフィー #おおうちおさむ https://bijutsutecho.com/magazine/series/s40/25850

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    【掲載中】文春オンライン 新芥川賞作家・高瀬隼子インタビュー

    どこよりも早い(はず)受賞後インタビュー! 新芥川賞作家・高瀬隼子さんの言葉の数々をどうぞぜひ。 読むたび読み味が変わる、これはなんて不思議ですてきな小説であることか。 #高瀬隼子 #芥川賞 #おいしいごはんが食べられますように 「ムカつき」「モヤモヤした気持ち」「人と人との分かり合えなさ」…新芥川賞作家・高瀬隼子が大切にする“違和感ノート” 『おいしいごはんが食べられますように』芥川賞受賞インタビュー #文春オンライン https://bunshun.jp/a

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    「創作論」と「編集論」

    創作と編集、その知見をできるだけ集め、まとめ、体系立てるのです。

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    創作論9 作品とは距離をとり、なおかつ揺さぶること

    記憶の中から紡ぐ創作論の8回目、作品をおもしろくするには「距離」をとり、そして「距離」を揺さぶるべしとの話を、『細雪』を例にとって。 小説をはじめとする作品は、フィクションとナレーションからできている。 フィクションすなわち話の筋とか物語の型は、人間が考え出せるものなど高が知れている。作品をおもしろくするには、ナレーションがキモであるとはこれまでにも述べたところ。 これぞナレーションの勝利! と叫びたくなる例を挙げるなら、谷崎潤一郎『細雪』だ。 四姉妹の身の上にふりかかる、

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    創作論8 語り手と作中人物の「距離感」は重要だ

    記憶の中から掘り起こす創作論の7回目。語り手と作中人物の「距離感」を測るのは思いのほか大事ということを、志賀直哉を例にとって。 長らく日本で「小説の神様」と称えられてきた作家といえば、志賀直哉。 志賀直哉作品の多くは自分の周りのことをつらつらと書き連ねる「私小説」であり、リアルに現実世界を描き出す自然主義的作品であるとされてきた。 私小説のフィクション面での特徴は、作家の身辺雑記ネタばかりであること。ではナレーション面の特徴はといえば、語り手と主人公が徹底して密着している

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    創作論7 「説明」「描写」「会話」のうち、小説やマンガで最も有効活用したい要素はどれ?

    記憶の中からの創作論、6回目。 「説明」「描写」「会話」という小説・マンガの要素のうち、「描写」の有効活用法を。 小説は「説明」「描写」「会話」の3つの要素から成ると前回に述べた。 3つとも駆使するのが、書いたものをおもしろくする秘訣だ。 ただ小説の場合、描写にいっそうの力点を置くのがいい。小説が小説であるゆえんは描写にあるのだから。昔話、おとぎ話のような物語には、描写はあまり表れないはずである。描写を大胆に取り入れて、雑多なノイズを内包させてしまうのが、小説独自のおもしろ

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    創作論6 小説の3つの要素と、作中時間の操りかた

    記憶の中から掘り起こす創作論の5回目、小説の3つの要素を使い倒して作中時間を操るすべについて。 あらゆる小説は「会話」「説明」「描写」、この3つの要素から成る。 どれも活用したいところだが、放っておくと描写が少なくなりがちだ。ものごとを描写するのは手間暇がかかるし、話もなかなか進まないから。 でも、たとえどんなに稚拙だとしても、描写はできるだけしたほうがいい。 3つの要素をバランスよく用いたほうが、小説内の時間をコントロールできるからである。 これら3つの要素は、それぞれ

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    読み書きのレッスン

    寄せては返す波のように、読むこと書くことを日々学ぶのです。

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    • 150本

    五十年間失敗し続けた男 平田靫負伝 十一 戦さをしても薩摩に勝ち目はない 20220314

     この国で戦乱が日常だったのは遥か昔のこと。ここ百年余りは幕府の大いなる力によって、太平の世が続いていると人は言う。  が、それは表面上のこと。日の本全体を統治平定し続けるために幕府は、裏で常に権謀術数を張り巡らせてきたに決まっている。  江戸の藩邸に勤めているあいだ、尾関はそれを肌身に感じてきた。大小さまざまな藩の屋敷やそこに出入りする者は、動静を逐一監視されているのを感じる。逆に幕府の動向には情報統制が敷かれ、少なくとも尾関程度の地位には噂話すらろくに降りてこない。

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    五十年間失敗し続けた男 平田靫負伝 十 絶妙な罠      20220313

     幕府から薩摩藩へ届いた御手伝い普請の話には、かなりの無理があると尾関尚吾には感ぜられた。  そもそも濃尾平野での治水工事を、薩摩が請け負うということからして不可解だ。地縁も何もないのだし、大河川のない薩摩には治水土木の技術などないに等しい。  濃尾の近隣にある藩にとっても、なぜ列島最南端の薩摩なぞが出張ってくるのか、不審でしかたなかろう。実施されるとなれば、疑心暗鬼といらぬ敵対心だけが醸成されることになる。  内々に示されたという普請にかかる費用が、十万両余りというのも

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    【掲載中】 文春オンライン 中井菜央『雪の刻』の物語

    そこでは雪という存在がすべてを動かす。時間さえもね。 圧倒的な写真集『雪の刻』をつくった中井菜央さんが送った雪まみれの日々のこと。 文春オンラインで! #中井菜央 #津南町 「ありゃだれだ?」「東京から来てる写真屋さんらしいが……」 中井菜央が新潟県津南町に‟住み込みアルバイト”で撮りためた圧倒的な‟雪”の光景 アート・ジャーナル #文春オンライン https://bunshun.jp/articles/-/52521?utm_source=twitter.com&ut

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    五十年間失敗し続けた男 平田靫負伝 9 そんな仕事を請けてはいけない 20220312

     自身の上司が暗愚であることを、尾関はよくよく承知している。  そして同時に、自身はそのことをとくに苦にしていない。  薩摩という雄藩の士として生まれたからには、大きな組織に身を置き殿に仕えるのは必定。その際どんな人物が上に就くかは、本人の預かり知らぬところである。  誰のもとで働くにせよ、自分が本分をまっとうすればいいだけの話だと、尾関はすっぱり割り切っている。  どころか尾関は、平田にむしろ感謝の念を抱いている。とりたてて強い地縁・血縁もない自分をこうして引き立てて、仕

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    月夜千冊

    あと何冊読めるだろう。 ふとそう思いました。 だから、 本を読もう。 もっと本を読もう。

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    第三十一夜 『神様の友達の友達の友達はぼく』最果タヒ 〜月夜千冊〜

     最果タヒはほんとうになんでも書ける。ジャンルを無化する。この本に載っているのは便宜上エッセイと呼ばれることが多いのかもしれないけれど、詩でもあり小説でもあるだろうとおもう。総称していつも「ふみ」を書いてるのだと決めつけたい。  または、最果タヒの書くものはいつもただの「運動」だという気もする。何を書こうとしているかはともかく、そこに「流れ」を生じさせているというか。  流れを記述しようと心を砕いた書き手が、そういえば百年あまり前にもいた。  ヴァージニア・ウルフ。  彼

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    「なつのひかり」 江國香織

     江國香織の書くものは、いつも欲望のかたまりとしてある。  自分の欲望で、作品のすべてを埋め尽くそうとしている。  それはどんな欲望か。自分の「好き」で世界を覆いつくしたいという願いだ。 「私」は20歳で、バイトを掛け持ちして暮らしている。双子のような兄がいて、彼には妻と娘がいる。おまけに50代の愛人までいる。 「私」のもとに「やどかりを知らないか」と隣人の男の子が訪ねてきて、そこからちょっと奇妙な夏の日々が展開していく。やどかりを探したり探さなかったりしているうちに、気

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    第二十九夜 「キュー植物園」ヴァージニア・ウルフ 〜月夜千冊〜

     ロンドン南西部、テムズ川沿いに広がるキュー王立植物園といえば、18世紀から歴史を刻む世界最大級の植物園。無数の植物種と遭遇できて、園芸好き・植物好きにとっては絶対的な憧れの地であるとともに、そぞろ歩く庭園としても本当に居心地がいい。  そんなキュー植物園での人や自然の営みを、とりたててストーリーの行き先もないまま、ウルフは文章でスケッチしていく。ふうんただのスケッチ小品かと思えば、まったくそうじゃない。その描写の精緻さと生気たるや、只事じゃないのだ。  知るかぎり最もスロウ

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    第二十八夜 「楽しい終末」 池澤夏樹 〜月夜千冊〜

    「人間が人間らしく生きて幸福な日々を送ることは全体としての自然、全体としての宇宙の存在意義に逆らうものではないと証明しなくてはならない」  池澤夏樹による文明論。かつて文学者は詩や小説のみならず、あらゆる事象について語るものだったのだ。  20世紀は核の脅威に満ちた時代だった。人類や地球に終末がやってくるとしたら、おそらく核に関連したものだろうと予想がついた。そうしてその終末の到来は、じゅうぶんにあり得るものと考えられていた。  悲観論は、さまざまな立場から提出されていた。

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    写真のことごと

    写真のすべて!

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    林典子『フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」--60年の記憶』 〜トタン屋根書店で見つけた本〜

     話題になることはめっきり少なくなったといえ、1959年から84年にかけて、在日朝鮮人帰国事業がおこなわれていたのは歴史的事実です。夫に同行して朝鮮民主主義人民共和国に渡った「日本人妻」たちは、現地でどんな暮らしを営んできたのか。いま何を想っているでしょうか。  それを知るための一冊がこちらです。と店主が出してきたのは、林典子の6年間にわたる取材成果をまとめた『フォト・ドキュメンタリー 朝鮮に渡った「日本人妻」--60年の記憶』。  これは岩波新書なので、基本的には文章を中

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    永井荷風の撮った写真 〜トタン屋根書店で見つけたもの〜

    文豪・永井荷風が写真にはまっていたのはよく知られるところ。彼の手になる写真も多く伝わっていて、これはそのうちの数枚ですね。 もちろんオリジナルプリントではありませんけども、と店主は幾枚かの写真を持ち出してきた。  街を遊歩していた荷風は、ときにカメラを手に気ままに撮影していたようで、いろんなものをさまざまなスタイルで撮っていますよ。  自分の食事を撮ったり、踊り子たちがラインダンスしているのを写したり、通い慣れた下町の散歩道もしっかり押さえていたり。  モダンなもの、いかに

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    中野正貴『TOKYO』  〜トタン屋根書店で見つけた本〜

     今年は東京がよく話題に上りますね、東京写真といえばまずこれでしょうと店主が出してきた一冊は、こちら。幼少期から東京で育ち、長じてついた写真家としての仕事も東京を拠点に続けてきた中野正貴による、その名も『TOKYO』という写真集。  全編これ東京の街の光景を収めた写真が続いているのですが、最初の1枚が最も古くて、1964年のもの。そう、前回の東京オリンピックが開催されたときです。駒沢オリンピック競技場に聖火がともっている様子が写っていますね。中野がほんの子どものころに撮った

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    『つきのひかり あいのきざし』 尾野真千子と川島小鳥  〜トタン屋根書店で見つけた本〜

     写真はたいてい具体的な何かを写すものなのだから、被写体の重要性はいくら強調してもやり過ぎということはないはずです。これは写真がまずもって被写体のためのものであることを、はっきり示している一冊ですよ。  と言いながら店主が持ち出してきたのは、川島小鳥が撮影した『つきのひかり あいのきざし』だった。  被写体になっているのは、女優の尾野真千子。彼女を台湾や奈良各所で撮影したものです。どのカットも肩の力が抜けたムード。尾野真千子はどこまでも自然体で、無防備な姿を晒しています。た

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