山内宏泰 公式サイト
記事一覧
【掲載中】文春オンライン 新芥川賞作家・高瀬隼子インタビュー
どこよりも早い(はず)受賞後インタビュー!
新芥川賞作家・高瀬隼子さんの言葉の数々をどうぞぜひ。
読むたび読み味が変わる、これはなんて不思議ですてきな小説であることか。
#高瀬隼子
#芥川賞
#おいしいごはんが食べられますように
「ムカつき」「モヤモヤした気持ち」「人と人との分かり合えなさ」…新芥川賞作家・高瀬隼子が大切にする“違和感ノート”
『おいしいごはんが食べられますように』芥
【掲載中】 WEB別冊文藝春秋 藤田真央連載第8回
藤田真央さん連載の第8回。
ベルリンでひとり暮らしをしながら、在りし日の師の言動を折に触れ思い返し……。
藤田さんの慌ただしくも美しき日々の記録です。いろんなことが、ずっと続いていってほしい。 #藤田真央
創作論9 作品とは距離をとり、なおかつ揺さぶること
記憶の中から紡ぐ創作論の8回目、作品をおもしろくするには「距離」をとり、そして「距離」を揺さぶるべしとの話を、『細雪』を例にとって。
小説をはじめとする作品は、フィクションとナレーションからできている。
フィクションすなわち話の筋とか物語の型は、人間が考え出せるものなど高が知れている。作品をおもしろくするには、ナレーションがキモであるとはこれまでにも述べたところ。
これぞナレーションの勝利! と
創作論8 語り手と作中人物の「距離感」は重要だ
記憶の中から掘り起こす創作論の7回目。語り手と作中人物の「距離感」を測るのは思いのほか大事ということを、志賀直哉を例にとって。
長らく日本で「小説の神様」と称えられてきた作家といえば、志賀直哉。
志賀直哉作品の多くは自分の周りのことをつらつらと書き連ねる「私小説」であり、リアルに現実世界を描き出す自然主義的作品であるとされてきた。
私小説のフィクション面での特徴は、作家の身辺雑記ネタばかりであ
創作論7 「説明」「描写」「会話」のうち、小説やマンガで最も有効活用したい要素はどれ?
記憶の中からの創作論、6回目。 「説明」「描写」「会話」という小説・マンガの要素のうち、「描写」の有効活用法を。
小説は「説明」「描写」「会話」の3つの要素から成ると前回に述べた。
3つとも駆使するのが、書いたものをおもしろくする秘訣だ。
ただ小説の場合、描写にいっそうの力点を置くのがいい。小説が小説であるゆえんは描写にあるのだから。昔話、おとぎ話のような物語には、描写はあまり表れないはずである