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アートのことごと

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#アート

「この一枚を観に」 テート・モダン ジャコメッティ『ディエゴの胸像』

人はときに、ただひとりの大切な相手と会うためだけに、地球の裏側まで出かけたりもするでしょ…

「この一枚を観に」 テート・ブリテン ウィリアム・ターナー『ノラム城、日の出』

人はときに、ただひとりの大切な相手と会うためだけに、地球の裏側まで出かけたりもするでしょ…

「この一枚を観に」 テイト・ブリテン ジョン・エヴァレット・ミレイ『オフィーリア…

人はときに、ただひとりの大切な相手と会うためだけに、地球の裏側まで出かけたりもするでしょ…

「この一枚を観に」 ロンドン・ナショナルギャラリー レオナルド・ダ・ヴィンチ『聖…

人はときに、ただひとりの大切な相手と会うためだけに、地球の裏側まで出かけたりもするでしょ…

「この一枚を観に」 ナショナル・ギャラリー ヤン・ファン・エイク《アルノルフィニ…

人はときに、ただひとりの大切な相手と会うためだけに、地球の裏側まで出かけたりもするでしょ…

彫刻を読む  《火焔型土器》

 これを彫刻と呼ぶべきかどうかは、彫刻の定義をもすこし固めてから考え直したいところではあ…

夏目漱石『夢十夜』の「第六夜」から、彫刻のことを考える

 夏目漱石の書くものはいつだって、出だしが鮮やかに過ぎる。  夏目漱石『夢十夜』の「第六夜」もそうで、 「運慶が護国寺の山門で仁王を刻んでいるという評判だから、散歩ながら行って見ると、」  と書き始めて、有無を言わさず鎌倉時代に亡くなっているはずの運慶を、一文にして蘇らせてしまう。  漱石の筆によると、運慶は山門の前で、明治時代の男たちに囲まれながら、一心不乱に像を刻み続けていたという。  様子を見ていると、ずいぶん躊躇なく鑿と槌をふるっている。そうして、 「厚い木屑が槌の声

チョコレートの世界をアップデートする!  ショコラティエ石井秀代の挑戦とは?

みんな大好きなチョコレートの世界に、新風を吹き込もうと名乗りを挙げた女性がひとり。 世界…

大人の教養としてのアート入門  8 仕上げで実地に作品を観に行く!

西洋と日本の双方で、アートの全体像を駆け足で巡ってきました。言及したのは時代を画す巨匠と…

大人の教養としてのアート入門  7 応仁の乱を境として、日本美術は大きく変わった

日本美術のピークは浮世絵、とりわけ葛飾北斎にありというのが前回のお話。 では改めて、ピー…

大人の教養としてのアート入門  6 これが印象派の元祖? 西洋に決定的影響を与え…

日本美術のピークはどこにある?西洋美術史におけるピークは印象派である、これまでの回でそう…

大人の教養としてのアート入門  5 20世紀になるとアートは…

絵画とは単なる外界の「写し」ではなく、自分の感情や個性、ビジョンを表現するための器なのだ…

大人の教養としてのアート入門  4 印象派以降のアートの「歪み方」

「印象派」以降の話を続けましょう。 印象派の登場でピークを迎えた西洋美術ですが、そうなる…

大人の教養としてのアート入門  3 印象派はなぜ大革命か

大人の教養として知っておきたい西洋美術と日本美術の全体像を見ていく連載の第3回目は、モネやルノワールなどに代表される印象派についてです。 印象派は、西洋美術に大きな革命をもたらしました。その革命とはどういうものだったのでしょうか? ときは19世紀後半。場所はフランス・パリとその周辺。それが印象派の生まれた舞台です。中心人物を挙げるとすればモネ、そしてルノワールとなりましょうか。どちらも聞き及びはあるでしょうし、作品も思い浮かびますよね? モネは陽射しと緑がたっぷりの温かな雰