月夜千冊

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第二十四夜 「雪」中谷宇吉郎

雪の結晶は、天から送られた手紙である  科学の研究ってなんだろう? なんで、どうやって、…

第23夜 「私という現象」 三浦雅士

 編集者として、また文筆家として広く活躍してきた人物の、最初の著作がこれだった。  書か…

第二十一夜 『谷川俊太郎詩集』

「言葉なんかおぼえるんじゃなかった」 と言ったのは田村隆一だけど、 きっと谷川俊太郎も、同…

第十六夜 『ケンブリッジ・クインテット』  ジョン・L・キャスティ

 1949年のこと。ケンブリッジ大学クライスト・コレッジでディナーが開かれた。主宰は英国きっ…

第十二夜 『日本の思想』 丸山眞男

 戦後を代表する政治学者の丸山眞男が、新書のかたちでコンパクトに考えをまとめた一冊。タイ…

第九夜 『ニュー・アトランティス』ベーコン

「わが学院の目的は諸原因と万物の隠れたる動きに関する知識を探り、人間の君臨する領域を広げ…

月夜千冊 第八夜 『時間』  吉田健一

うねうねと続き、始まりも終わりもないような文章が吉田健一の特長で、そこが最大の味わいどこ…

第七夜 『詩学』  アリストテレス

 アリストテレスがここで指す「詩」とはおもに悲劇のことだけれど、いまでいえば詩や小説をは…

『天の歌  小説 都はるみ』 中上健次

 かつて彼女はまぎれもない天才として名を馳せて、昭和の演歌文化を支える大立者として君臨し…

第四夜『きことわ』 朝吹真理子

  ふたりの少女が葉山で出会い、夏のひとときを過ごす。永遠子と貴子は年齢こそ違えどよく通…