創作論11 まずはスタイルを選ぶのだ
記憶の中から紡ぐ創作論の10回めは、スタイルを選ぼうという話。
作品を書こうと思ったとき、まっさきにすべきは何か。
スタイルを選び取ることだ。
音楽だったらこれは、当然のこととして受け入れられている。
「あいみょんのコピーしてみたい」
「バッハの一曲でも弾けたら」
「BLUE GIANTのダイ・ミヤモトに俺もなる」
などなど、動機ややりたいことの違いによって、最初にスタイルは選択され、手にとる楽器も習得すべき技術も変わってくる。
なのに。小説やマンガをやるときは、ジャン