彼女たち―Female Photographers Now
2008/4
山内 宏泰 (著)
1990年代にヒロミックス・蜷川実花・長島有里枝らの登場によって巻き起こった「女の子写真」ブーム。
以降、女性たちの日常にカメラは深く浸透していき、2000年代に入ると、写真を見ること・撮ることは単なる流行ではなく、毎日の生活における自然な行為となりました。
そうしたなか、成熟した表現者として活躍する女性写真家たちの仕事や考えに光をあてた資料、書籍の類はほとんどありませんでした。
本書では、20~30代の女性写真家(彼女たち)12人に取材し、そのバイオグラフィ、写真との出会いから現在までの軌跡、作品を紹介、あわせて代表作をカラーページにて掲載しています。
専門的な写真家論を越えて、カメラを表現の手段に選んだ12人の魅力あふれる”彼女たち”の素顔に触れられる1冊です。
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