マガジンのカバー画像

月夜千冊

33
あと何冊読めるだろう。 ふとそう思いました。 だから、 本を読もう。 もっと本を読もう。
運営しているクリエイター

#小説

第三十二夜 『青年時代』 トルストイ  月夜千冊

 トルストイの自伝的小説で、主人公は19世紀のロシアで大学生の身分にある。  食うに困らぬ…

第二十七夜 「テレーズ・デスケルウ」 モーリアック

 偏りを承知で言ってしまえば、フランス文学といえば恋愛ものだ。フランスでは小説が書かれる…

第二十五夜 「陰気な愉しみ」安岡章太郎

 なるほどこういうのが、書き手本人の心境を細かく描く「私小説」の典型なのだなあ。  月に…